この記事では合宿免許の中退や退学についての解説を行っています。
自主的な退学と、教習所から強制退学させられる場合の両方を解説しています。
このテーマは真面目に運転免許の取得に向けて取り組んでいる教習生にとってはあまり関係のないものです。
ただ、合宿免許に参加している数多くの教習生の中には運転免許取得という目標の前に立ちはだかる壁にぶち当たって「辞めたい‥」と考えている方もいるかもしれません。
そのような方を踏みとどまらせるためにも合宿免許を途中で辞めることについてのデメリットなどについて紹介していきます。
合宿免許を中退することのデメリット
合宿免許に参加している方が期間の途中で辞めたいと思うのには様々な理由があると思います。
「いざ教習を受けてみると運転のセンスがなさ過ぎて先に進めない」
「合宿免許の仲間たちとうまく馴染めなかった」
「何も考えずに合宿免許に参加したけど自分が思っていたものと違った」
などなど‥。
合宿免許を途中で辞めたい場合は教習所に相談し、指定された書類に記入して申請をすれば簡単に辞めることができます。
ただ、どうしようもない理由で辞めるならまだしも、上記のような理由で辞めてしまうことはデメリットが大きく、とてもオススメできることではありません。
その理由を紹介していきます。
時間が無駄になる
合宿免許を途中で辞めてしまうと大前提として、辞める前までに受けてきた学科教習や技能教習での頑張りが全てなかったことになってしまいます。
センスが無いなりに努力をしてきた方や嫌々だけど続けてきたという方でも辞めてしまうとそれまでの苦労が全て水の泡になってしまいます。
お金が無駄になる
合宿免許は通学免許に比べるとかかる費用は安いですが、それでも最低20万円程度はかかってきます。
当然ですが途中で辞めてしまうと支払った金額は全額戻ってくることはありませんのでお金を無駄にしてしまうことになります。
ではいくら戻ってくるのかと気になる方もいると思います。
途中で辞めた場合には在籍していた期間に応じて精算された金額が返金されます。
教習所によって微妙に変わる場合がありますが、式にすると「精算額=支払った金額-教習費用-退校手数料」となることが多いです。
この教習費用には入学金全額の他、学科教習料・技能教習料・宿泊費・食事代・検定料・学科試験料・教科書代・証明写真代などの在籍中に利用した分の料金が含まれています。
申し込みをする際に利用した仲介業者や教習所が往復の交通チケットを手配していた場合には、そちらも精算額から差し引かれます。
合宿免許の強制退学について
前の項目では中退について説明してきましたが、同じ退学でも自ら辞める中退とは違い、こちらは教習所が定めた規則を破った場合や、教習所からの度重なる注意に従わなかった場合に言い渡されることになる強制的な退学です。
主に強制退学の理由には次のようなモノがあります。
- 異性の部屋や宿泊施設に立ち入った
- 教習所や近隣住民に迷惑をかけた
- 無断外泊した
- 教習に関係の無いものを持ち込んで遊んでいた
- 未成年であるにもかかわらず飲酒や喫煙をした
強制退学の場合支払ったお金は帰ってくることはありません。
なお、規則に則って真面目に教習生活を送っている教習生は強制退学になる可能性は全くありませんので安心してください。
まとめ
ここまで合宿免許の退学に関することについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
2パターンの退学について説明してきましたが、1つ言えることは強制退学は論外だということです。
規則を守らなかった自分が悪いので、時間とお金を失いますが自業自得と思って諦めてください。
その一方で、中退を考えている方には諦めずにそのまま教習を続けることを強くオススメします。
途中で辞めてしまうと時間とお金の他にそれまでの努力も失ってしまいます。
合宿免許は続けていれば必ず卒業することができますので是非頑張ってみてください。
なお、合宿免許の申込みは「合宿免許ドリーム」がおすすめです。複数の教習所が比較できて情報満載です。