この記事では合宿免許で延長になる人の割合や、延泊せずに卒業するためのポイント、そして万が一延長になった場合のことについて解説します。
・日程を延長せずスケジュール通りに卒業できるのか?
・もしも延泊になってしまった場合はどうなるのか?
と不安や疑問に思っている方もいるかもしれません。
そのような方にとってこの記事が参考になれば幸いです。
1.合宿免許で延長せず卒業できる割合は?
実は、合宿免許に参加している教習生で卒業日を過ぎてスケジュールを延長する方はほとんどいません。
8割以上の教習生が最初に組まれたスケジュール通りに卒業していきます。
通学免許の場合は教習所に通うのは多くても週に数回で、少ない方だと月に数回という場合もあります。
しかし、合宿免許の場合は集中的に教習を受けることになるので、学んだことを忘れづらく、自分の中に知識として蓄えることが簡単になります。
また、技能教習においても学んだことをすぐに実践できる環境が整っているため上達スピードが早くなります。
これらの効率の良いシステムのおかげでほとんどの教習生がスケジュールを延長することなく卒業できるのです。
2.最短での卒業を目指すために‥
合宿免許に参加する以上は最短での卒業を目指したいものです。
ここではそのために大切なことを紹介していきます。
2-1.教官の話をしっかり聞く・分からなければ質問する
これは基本中の基本です。
まず学科で講義を受けている間に居眠りをしたり、私語をしたりするのは他の教習生にも迷惑がかかるのでもってのほかです。
特に技能教習では教官の話にしっかりと耳を傾けましょう。
基本的な操作から外れた自分なりの操作などを行っていると後々大変なことになりかねません。
また、学科・技能を問わずに分からなければ積極的に質問をすることも大切です。
分からないところを分からないままにしておくといつまでたっても前に進むことができなくなります。
2-2.復習・自主勉強をする
教官の話を聞いたり質問したりするだけではなく、受けた教習の内容をしっかりと定着させるための復習を徹底しましょう。
また、学科試験の対策として問題集やスマホアプリなどを使っての自主勉強を行っておくと安心です。
このように真面目に取り組んでいれば、自分の中に知識や技術が定着していくので試験にも楽々パスできるはずです。
3.延長することになってしまったら‥
真面目に取り組めば、合宿免許でスケジュールを延長する可能性はあまりないと考えて良いとは思いますが、もし延長になってしまったらどうなるのかを紹介します。
3-1.延長になる理由
合宿免許が延長になる理由としては、
1.学科試験に通らなかった
2.卒業検定に通らなかった
3.寝坊などで欠席した日があった
4.合宿免許の途中で体調を崩して教習に参加できなかった
といったものが挙げられると思います。
しかし、1と2はしっかりと毎日の学科と技能の教習をこなして、学科は日々の復習、技能は普段通りの運転を心掛ければ落ちる心配は少ないと思います。
3の寝坊などでの延長は自業自得としか言えませんので自己管理を徹底するようにするしかありませんが、4の体調不良による欠席はしかたがない場合もあります。
3-2.延長してしまうと‥
合宿免許には延長時に追加での料金が発生しないといったプランも多数存在しており、これらに申し込んでおけば大丈夫だろうと考えている方もいるかもしれません。
ただ、このプランで保証されるのは教習所によって定められた検定回数や教習の時限数・宿泊日数までだけです。
また、体調不良での欠席や寝坊での遅刻などの自己都合によりスケジュールを延長すると保証の対象外となる場合が多いです。
その場合は、全て自己負担となり、合宿免許を卒業するまでに追加料金分を精算しないと卒業証明書を発行してもらえないことになりますので注意が必要です。
4.まとめ
ここまで合宿免許の延長に関することについて解説をしてきましたがいかがでしたでしょうか。
合宿免許は「集中的に教習を受けることで短期間かつリーズナブルな料金で運転免許が取得できる」ということを最大のウリにしています。
ただ、スケジュールを延長してしまうと卒業までの時間は延びますし、余計にお金がかかる場合もありますので、合宿免許を選択した意味が全くなくなってしまいます。
合宿免許のメリットを最大限にいかすためにも真面目に教習を受けてスケジュール通りの卒業を目指して努力することが大切です。
繰り返しになりますが、8割以上の人は延長なしで卒業できますので、日々の教習を真面目に受ければ、そんなに心配する必要はありません。
なお、合宿免許の申込みは「合宿免許ドリーム」がおすすめです。複数の教習所が比較できて情報満載です。