この記事では、合宿免許の期間中に困らないように必要な持ち物や、持って行くと便利なおすすめアイテムなどを紹介していきます。
合宿免許では一定期間は教習所によって指定された施設に宿泊しなければなりません。
そのため何も考えずにフラ~っと行ってしまうと施設に着いてから困ることになります。
特に遠方での合宿を選択した場合には途中で帰ることもできないので大変なことになります。
入校の際に必要なもの
まずは、入校の際に必ず必要になってくるものを紹介します。
特に書類関係は忘れた場合に入校できなくなるので注意が必要です。
本人確認書類
運転免許証を持っていない日本国籍の方は、健康保険証・パスポート・住民基本台帳カードの3つの中からいずれか1つを持って行かなければいけません。
この本人確認書類は有効期限が切れているものやコピーなどは認められていません。
必ず有効期限を確認して原本を持って行きましょう。
また、外国籍の方は、在留カードなども別途必要になります。
運転免許証
これは入校時点で免許証を持っている方限定です。
有効期限が切れている場合には更新が必要である他、有効期限内であるが紛失してしまっている場合には再発行して必ず持参しなければなりません。
本籍地が記載されている住民票
住民票は教習所に入校する本人のものだけでOKで、家族の分は不要です。
ただ、発行されてから3ヶ月以内のもので、コピーされていないものの用意が必要です。
外国籍の方は住民票の代わりに自分の国籍などが記載されたモノを用意してください。
印鑑
シャチハタなどのタイプの印鑑は認められておらず、朱肉を使って押すタイプの印鑑を用意する必要があります。
健康保険証
合宿免許の期間中に怪我や病気になってしまった場合に必要となります。
コピーだと受け付けてくれない医療機関もありますし、健康保険証は本人確認書類の中の1つでもあるのでそれも兼ねて原本を持って行くと安心です。
筆記用具
学科教習を受ける際に必須であり、シャーペンや消しゴムの他にマーカーなどを持って行くと学科教本などに線を引いたりして勉強に役立ちます。
また、筆記用具とあわせてノートなども持って行くと学科の復習に使える他、実技で教官に教わったポイントや問題点などをメモして運転技術の向上につなげることができます。
その他に必要なもの
ここでは、持って行かなくても入校できないことはないですが、持って行かないと困るものを紹介します。
忘れてしまうと現地調達により無駄な出費が増えることにもなります。
動きやすい服装や靴
若い方はファッションなどに気を遣いたいとは思いますが、合宿免許の目的は運転技術を身につけて運転免許証の取得を目指すことなので運転しやすい服を持って行くようにしましょう。
女性の場合は特にミニスカートや胸元の開いたような露出の多い服装での教習はできませんので注意しましょう。
また、履いていく靴も動きやすいものが推奨されており、サンダルやハイヒールといったものでの運転はNGとなっています。
どうしてもお洒落をしたい場合は、教習用の動きやすい服装とは別に、持っていくといいでしょう。
着替え
合宿免許では普通AT車の場合でも最短14日程度は宿泊することになるので着替えは必要不可欠です。
ただ、14日分の着替えを持って行く必要はなく、宿泊施設内のランドリーコーナーや近所のコインランドリーで洗濯することが可能です。
そのため、3~4日程度の着替えを持って行くだけで十分な場合が多いですが、あらかじめ洗濯できる施設があるかの確認はしておきましょう。
各教習所の合宿が洗濯できるかどうかの情報は、合宿免許の申込みサイトで確認するのが便利です。
教習所の公式サイトより情報が充実している場合が多いですし、複数の教習所の情報も比較できます。
メガネやコンタクトレンズ
運転免許を取得するためには一定以上の視力が必要で、片眼0.3以上かつ両眼0.7以上でなければならないと定められています。
入校すると最初に視力検査もありますので、最近視力が落ちていると感じている方は入校前に検査して必要ならメガネやコンタクトを準備しておきましょう。
また、普段メガネやコンタクトレンズを使用している方は忘れないようにして必ず持って行くようにしましょう。
現金
合宿免許のプランで食事なしの自炊プランを選択した方は食費が別途必要になってきます。
食事付きのプランを選択した方は、休憩時間などに飲み食いするジュースやおやつを買える程度の金額でも大丈夫です。
ただ、合宿免許の期間中に仮免許の試験を受ける場合は「仮免許試験手数料1700円」と「仮免許交付手数料1100円」が必要となってきますので注意が必要です。
また、合宿免許は相部屋の場合もあり、考えたくはありませんが盗難の危険性もあります。
このことから必要以上の現金の所持はリスクが高いので、持って行く現金は最小限に抑えてコンビニのATMなどで必要になるたびに引き出す方が安全です。
スマートフォン・携帯電話
持っていくのが当たり前すぎて持ち物リストにわざわざ入れなくてもいいかもしれませんが、忘れて困る人が案外多いですので確認しておくといいでしょう。
緊急時の連絡用や、空き時間の暇つぶし等にも便利です。
電車やバス等のチケット
自宅から教習所までに利用する交通機関のチケットは、事前に用意した方がいい場合もあります。
特に、新幹線・高速バス・飛行機などを利用する場合は、事前に予約しておいた方が便利ですし、当日だと最悪の場合チケットが取れないこともあります。
また、教習所によって交通費の支給対象になる交通機関が決まっている場合もありますので、この点も申込みサイトでチェックしておくことが大切です。
洗面用具
これは宿泊施設によっては備え付けられていることもありますが、タオル・歯ブラシ・シャンプー・リンス・ドライヤーなどは持って行った方がいいかもしれません。
男性の場合は髭剃りなども忘れないように注意です。
持って行くと便利なおすすめアイテム
ここでは絶対に必要という訳ではありませんが、あると便利な持ち物を紹介していきます。
コンセントタップ
合宿免許で相部屋の場合で、その部屋にコンセントが少なかった場合にはコンセントを巡ってのトラブルになる可能性もあります。
スマートフォンを始め、暇つぶし用に持ってきたノートパソコンやゲーム機・髭剃りなど充電が必要なものは数多くあるので、コンセントタップを1つ持って行くことで快適に過ごすことができます。
マスク
花粉症の季節はもちろんですが、風邪のはやっている季節なども持って行っておくと安心です。
短期集中での免許取得を目指す合宿免許において風邪をひいたりしてダウンしていては元も子もありません。
教習をスケジュール通りに進めるためにも各自健康管理を徹底することが大切です。
折りたたみ傘
合宿免許初日の家から出発するときに雨が降っていなくてもカバンに忍ばせておくとのちのち重宝します。
最短でも14日程度は施設に宿泊しますので、その間ずっと晴れるという可能性もないわけではありませんが備えあれば憂いなしです。
忘れても近くのコンビニなどでビニール傘などを買うこともできますが帰りに荷物になってしまいます。
暇つぶし用のアイテム
いくらスケジュールが詰め込まれている合宿免許とはいえ合宿中には昼休みや待ち時間・宿泊施設に戻った後など時間をもてあますこともあります。
そんな時のために携帯音楽プレーヤー・携帯ゲーム・ノートパソコン・文庫本などを持って行くと待ち時間なども苦になりません。
ただ、電気製品については充電器を忘れないように注意しましょう。
また、トランプやUNOなどの多人数でも楽しめるようなゲームを持って行くと知らない方とも盛り上がることができて仲良くなれるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここまで合宿免許に必要な様々なものを紹介してきました。
入校から卒業まで最低でも2週間程度はかかるため、身の回りの必需品などについては自分に何が必要なのかをよく考えて準備しましょう。
入校に必要となるものについては絶対に忘れないように注意が必要です。
また、合宿中も貴重品をはじめとした持ち物の管理をしっかりとすることが重要です。
なお、合宿免許の申込みは「合宿免許ドリーム」がおすすめです。複数の教習所が比較できて情報満載です。